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アレルギーになりやすい体質は遺伝的要因や環境的要因で決まります。親がアレルギーだからと言って、その子供もアレルギーになるかどうかは育つ環境によるものなのです。アレルギーになりやすい体質の人は、マスクやサプリ、医薬品などで対策しましょう。

アレルギー症状が出やすい体質とは?

アレルギーになる子ども

親がアレルギー体質だと子どももアレルギーになりやすい、という話を聞いたことはありませんか。
これはあながち間違ってはいないと言われています。
親が何かしらのアレルギーを持っていると、同じアレルギー症状でなくとも、子どもも何かのアレルギーを持っている傾向にあると言われています。
しかし、近年ではこの様な理由だけでなく、アレルギーになる子どもが増えてきているのが事実です。
では、どのような体質がアレルギーになりやすいのでしょうか。

近年の日本では抗菌、消毒など普段の生活環境は衛生的で非常に綺麗な状況に囲まれています。
本来ならば人は菌と共生することで徐々に免疫をつけていき、体が丈夫になります。
しかし、菌との共生がままならないまま成長し大きくなると、逆に免疫力が弱く育つ結果となってしまいます。
だからといってゴミ屋敷の様な劣悪な環境で生活するのは良くないことであるのは確かです。

また、人間関係など様々な原因によるストレスや、白砂糖や油分の多い食事などの食生活の変化といった要因が人間の身体に影響を与えています。
小さな頃から空気清浄器など空調管理のされている生活に慣れていると、早い段階で花粉症になることも分かっています。
その後、大人になり空気の汚れた環境にいることで、花粉に対する免疫機能が急激に発達するためと言われています。
つまり、アレルギーの症状は遺伝子的要因だけでなく、環境的要因からも出やすくなるということが分かります。

また、ストレスを多く抱えている人もアレルギーの症状が出やすいことも分かっています。
人間はストレスを感じるとステロイドホルモンの分泌が弱くなります。
ステロイドホルモンは免疫力のバランスを取るホルモンなのです。
このホルモンの分泌が少なくなると必然的に免疫力が低下してしまいます。
結果、体調を崩すだけでなくアレルギーの症状も出やすくなってしまうのです。
そのため食生活に気を付け、ストレスを感じないようにしたり、ストレスを発散することで免疫力の向上を図るという観点が重要だと考えられます。

アレルギー体質は遺伝するの?

親子

アレルギー体質で悩みを抱える親が気になるのは、やはり子どもに遺伝するかどうかでしょう。
遺伝子には優性と劣性が存在し、優性遺伝は親子間で遺伝が認められるものです。
劣性遺伝はすぐにはあらわれず、数世代先にあらわれる可能性のあるものと言われています。
アレルギーの遺伝子は優性遺伝のひとつで、確実に引き継がれるものとなっています。
ただし、アレルギーにかかりやすくなるというだけで、生まれてすぐに親と同じアレルギー症状が出るわけではありません。

アレルギーは体内にアレルゲンが入り込むことで、体の免疫機能が働いて、体外に排出するなどの行為が過敏な反応を起こすことなのです。
そのため、風邪などの病気を引き起こす細菌やウイルスなどではアレルギーにはなりません。
体内に入ると免疫細胞が働いて、熱や咳といった症状を起こし、原因となるアレルゲンを排除しようとするからです。
しかし、鼻炎の代表格である花粉症は、人体に無害であるはずなのに過敏に症状を引き起こされます。
アレルゲンを排除しようとする働きが過剰に働いてしまうのです。
免疫細胞が何かしらの理由で、花粉を外敵と誤認してしまったことから起こります。
最初はアレルゲンを敵と認識していなくても、繰り返し触れることで免疫細胞が敵と識別してしまうことがあります。

親がアレルギーを起こさなかったものでも、子どもでは症状が出たということもあります。
これは両親には可能性があったけれども、今まで症状が出なかっただけで、遺伝によって子どもが発症するというものです。
このように、遺伝による影響でアレルギーが出やすい体質になります。
しかし、発症するかどうかはこの時点では決まっておらず、子どもが育つ環境が大きな要因となるのです。
また、アレルギー自体の遺伝する確率ですが、片親だけがアレルギーの場合はおよそ30%、両親ともにある場合は50%以上の確率で遺伝すると言われています。

アレルギー対策のあれこれ

アレルギー対策にマスク

アレルギーで多いとされるのは花粉やハウスダストによる花粉症や埃アレルギーでしょう。
花粉症、埃対策にはマスクは欠かせません。
マスクでも花粉や埃は完全にシャットダウンはできません。
花粉の粒子というものはマスクの繊維の隙間からでも通れるほど細かいものなのです。
しかし、上手にマスクを使用することで花粉や埃は90%以上カットできます。

そのためには、まず自分の顔に合った形のマスクを選ぶことです。
最近では、マスクでも大人用と子供用以外にも、男性用と女性用に分かれているものがあります。
また、メーカーに寄ってもフィット感が違います。
自分の顔の形に合うマスクが見つかるまで、数種類のマスクを試しに使用することをおすすめします。
良くないマスクにありがちなのが、鼻と口の間の部分に隙間が多いことなので参考にしてみてください。

マスク以外の対策として、ビタミンDを摂取できるサプリメントがおすすめです。
ビタミンDにはアレルギーの諸症状に対して抗体をつくる作用があり、アレルギー対策としては最も手軽に行える部類のものです。
特に運動不足であったり、日中に日光にあたる機会が少ない人には非常におすすめです。
なぜなら、ビタミンDというのは主に日光にあたることによって生成され、また食事などでは摂取することが難しいからです。
夜勤が続いている人や、デスクワークが多く運動不足で外にでる機会が少ない人には特におすすめしたいです。

また、花粉対策としてアロマオイルを利用することも有効だと言われています。
ユーカリなどのアロマオイルには花粉に対するアレルギー反応を抑える作用があります。
お風呂に一滴垂らしたり、ハンカチに染み込ませて香りを嗅ぐだけで花粉に対して効果があります。
それ以外にも風邪を予防したり、リラックス効果があったりと良いことばかりです。

さらに、予防という観点から言えば、ザイザルなどの抗アレルギー薬などの薬で予防することもおすすめです。
眠気など副作用の少ない市販薬がドラッグストアなどで売られているので試してみるのも良いでしょう。

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