ヒトの体には異物(抗原)と自己を区別し排除しようとする免疫というシステムがあります。
通常は、このシステムが働いて異物を排除しているのですが、ある特定の抗原に対して免疫が過剰に反応し、自分の体まで傷つけてしまうのが、アレルギーです。
症状は、多岐にわたり、花粉症では、目のかゆみやくしゃみ、鼻水・鼻づまりが主にみられます。
花粉症はアレルギー性鼻炎と呼ばれることもありますが、これは医薬品を使用することで症状を抑えることが可能です。
例えばアレロックという治療薬もありますが、アレロックを使うならジェネリックがおすすめです。価格も安いので継続して使う場合は尚更経済的でしょう。
食物アレルギーでは、下痢、嘔吐、発疹、じんましん、ショック症状で命にもかかわるアナフィラキシーショックなどがみられます。
これらの症状は、いずれも免疫の反応によるもので、主に2つの反応から起こっています。

一つは即時型アレルギーというものです。
異物が入ってくるとその抗原に対する抗体というものができます。
その抗原に対しアレルギーになると、5つある抗体のうちIgE抗体が過剰に産生されます。
抗体はY字型をしていて、Ig抗体はマスト細胞という細胞に2つくっつき、これに抗原が架橋することにより、マスト細胞中のヒスタミンやロイコトリエンといった炎症を引き起こす物質が放出されます。
これにより、血管拡張や血管透過性が高まり、湿疹やかゆみが生じるのです。
じんましんや食物アレルギー、花粉症はほとんどがこれが原因です。
これらに対しては湿疹の薬などが使用されます。

もう一つは、遅延型アレルギーというものです。
抗原と特異的に反応するT細胞というリンパ球により起こります。
抗原抗原特異的Tリン球が反応すると、マクロファージなどを活性化する生理活性物質が放出されて、周囲に組織障害を引き起こします。
これは、細胞性免疫といい、24~48時間後に起こります。
代表的なものとしては、うるしかぶれなどの接触性皮膚炎、ツベルクリン反応、薬剤アレルギーなどです。
一部の食物アレルギーでは、即時型以外に遅延型反応も起こります。